冥王星

ちょっと乗り遅れの感はあるけど。総会から丁度一週間かな?

結構盛りあがりましたねー。私は時々天文分野のものも読んだりすることがあるので、増えるかもって聞いたときも冥王星が外れることが決まったときも「ついに来たか!」ぐらいで興奮はしたもののさほど驚きはしなかったんだけど、報道での扱われかたにはちょっと驚いた。

さも驚きの出来事だ!みたいな取り上げかたをする割りに、教科書がどうとかいう話や、増えるとか惑星じゃなくなるとかいうことへの感想など、結果についての話がほとんどで、なぜ?って話が少ない。冥王星が外れる可能性が取り上げられ、実際に決まったときも、「冥王星が惑星でなくなることが決まりました!」ばかりで、「じゃ、何になるの?」って話が全然出ないのが不思議で、とりあえず騒いでるだけで実はあまり興味が無いのかな?とか、なぜそうなるとか何になるとかいう話をしちゃうと自然な流れの出来事だってのが解かっちゃって衝撃が小さくなるからその辺はわざと省いて報道してるんじゃないか?とか邪推しちゃったくらい。

しかし、ここ数日詳しい解説をちらほら見かけるようになった。だから単に、あまり情報が集まってない時にはアレコレ言わない、詳細はきっちり取材をしてから、って事だったのかなとちょっと思うようになった。

そして、もうひとつ。私は冥王星が惑星じゃなくなるって聞いて、小惑星になるんだろうと思ってた。惑星から小惑星になるって話じゃ「ああそうか、冥王星って小さいから」ってあっさり話が通っちゃって衝撃が小さいもんなーと。Planetからasteroidだとちょっと印象は変わっちゃうんだろうけど。ところが矮小惑星なんて言葉が出てきて、これにはちょっと驚いた。矮惑星って方が主流になりつつあるような印象を受けるがどちらにしろこれら日本語訳はまだ仮称ってことらしい。で、原語は何?って見てみると、dwarf planetですと。この方が趣があるね。

で、この言葉の訳をどうするかで時間差が生じたってのも、もしかしたらあるんではないか、と。私もTVにかじりついてたわけじゃないしnetも見てなかったので、そもそも時間差なんてあったのかってのも疑問ではありますけど。

誰があの訳語を考えたんだろう? 出たのはいつ頃なんだろうか。こうして考えてみると、仮称なら「ドワーフ惑星」でもいい気もするけど。まあ、お急ぎでなければ、避けたい所なのかも知れない。いや、お急ぎであっても、かな。

因みに

思ったよりhit数が多い。話題になってんだなあ。
ついでに