無償援助と有償援助

昨日引用した pageで他に気になったところを。


日本のODAは、無償援助よりも有償援助の比率が高く、そのため途上国を債務付けにし、援助を受ければ受けるほど利子も膨らみその国の経済状況が悪化するという悪循環を招いています。

んー、比率はひとつの指標として重要だとは思うよ。だけどさ、額の方が問題じゃないのかな? 有償援助は有償だからそれだけの額出せるんでしょ? ある額の無償援助を同額の有償援助に代えることはできても、逆はできないでしょ? あげるお金と貸すお金じゃ、同じ条件で出せる額って違うと思うんだけど。 違わないのかな?

仮にそこを踏まえた上で上記のことを言ってるのだとしたら、有償援助はあまり多くなると利子が大変だから貸してくれない方がマシ、ってこと? いや、引用した文はただ現実を述べてるだけで、ここが良くないとか、ああしろこうしろとは言ってないんだけどね。 悪循環を招いています。 それだけ。でも行間を読むなら、それは良くないから何とかしろってことだよね。でも、貸してくれない方がマシっていうなら借りなきゃいいのでは、って思うんだけど、借りる側には判断できないのかな? そこまで貸す側が判断した方がいいのかな? と言うか、貸す側に判断できるのかな? そういった財政上の判断ができる人材がどれだけいるかという点でもちろん両者の間に差はあるんだろうけど…。いや、もしかして、借りなきゃ○○するぞ、っていう何らかの強制力が働いてる? 陰謀論くさいけど何かあるのかも。

あと、最初に述べたことと繋がるんだけど、もうひとつの読み方として、有償援助をそっくり同じ額の無償援助に代えろって言ってるともとれる。つまり、貸すんじゃなくてただでくれよ、と。いや、第三者なんだから、ただであげろよ、か。これだったらもう「そうですね。その方がいいですよね。」としか言えない。いや、そうでもな(略)という話はもうした。…同じことばかり言ってる気がしてきた。